予選を苦手としているリンスだが、今回は予選2番手を獲得。チャンピオンシップをリードするジョアン・ミルが2列目からのスタートとなるため、この状況を活かしていきたいところだ。しかし、ドライレースとなればタイヤの状況把握が難しくなることは間違いないだろう。
アレックス・リンス

序盤に飛ばしてどうなるかを見ていく

アレックス・リンス

「予選では苦戦していますから、1列目からのスタートは嬉しいですね。トラックは本当に滑りやすく、ドライラインはわずかでした。多くの選手が転倒する可能性がある状況でしたが、皆が素晴らしい走行でした。リアグリップに問題を感じていたので、今回はバイクに少し変更を加えています。明日のレースが楽しみですね。」

「まずはウォームアップを走行してタイヤチョイスを考える必要があります。昨年以降ドライコンディションでは走行していないわけですからね。レースは27周ですから序盤に1列目から飛ばしてみてどうなるか見て行く感じになるでしょう。」

アレックス・リンス
「戦略としては序盤からプッシュするというものです。ミルは2列目ですしプッシュが必要です。序盤から最後までプッシュすることになるでしょうが、明日のレースではタイヤ摩耗がどの程度になるかわかりませんね。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)