2016年にルイス・サロムの悲劇的な事故によってレイアウト変更が行われたカタルーニャ・サーキットだが、2021年シーズンにターン10のレイアウト変更がアナウンスされた。このレイアウト変更はFIA、FIMと共に進められるプロジェクトで、車、バイク双方のレースにおける安全性向上を目指して行われる。
伝統的にF1はより鋭角なターン10を使用しており、MotoGPはゆるやかな走行ラインとなるターン10を使用していた。しかしMotoGPは2016年のルイス・サロムの事故後にターン10以降のレイアウトを大きく変更、2018年からは一部元のレイアウトに戻るも、ターン10はF1用の鋭角なヘアピンのままで、2019年にはホルヘ・ロレンソが発端となった多重クラッシュが発生している。
2021年はターン10が現行のF1用ヘアピンとその外側のレイアウトの間となるデザインとなる予定で、これによってランオフエリアが拡大、過去レイアウトに似たレイアウトとなることがアナウンスされている。
(Source: circuitcat.com)
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