レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングにとって、ステージ2は厳しいステージとなり、トビー・プライスとサム・サンダーランドは28位、16位でステージを終え、マティアス・ウォークナーはテクニカルトラブルによってマシンの修理を行わざるを得なくなり、大幅にタイムを失った。

サンダーランドは得意の砂丘ステージでトップ10を維持して走行していたが、最後にミスをしたことで順位を落として16位でステージを終えた。プライスは、1番手スタートでナビゲーション難易度が高かったことで苦戦。タイムは失ったもののバイクにトラブルはなくステージを終えた。

サム・サンダーランド/ゼッケン5(ステージ2:16位/総合:12位)

「かなり後方に順位が落ちてしまいましたが、これがダカールです。タフなのは当然です。昨日はナビゲーションが難しく、今日はまた別の理由で タフなレースでした。ステージの平均速度は速かったものの、序盤のソフトな砂丘ではフロント走行中にタイムを失いやすいんです。とは言え、今日のポジションとライディングには満足です。ステージが進むにつれて、リードするライダーの顔ぶれは変わっていくでしょう。まだラリーは長いですから、明日も引き続きプッシュしますよ。」
ダカール・ラリー2021 ステージ2で苦戦したレッドブル・KTM・ファクトリーレーシング

トビー・プライス/ゼッケン3(ステージ2:28位/総合:15位)

「今日の内容は満足ですね。トップでステージを走行するのは常に大変です。しかしこれは今年のレースについては常にそうであるでしょう。最初の100kmは良い走行が出来ましたが、その後ケビンに追いつかれまいた。彼にトラブルが発生するまで150km走行していましたが、その後リードを奪いました。」

「ステージ後半になって、バイクの燃料計のトラブルによってペースを落とさざるを得なくなりました。今日は後続の選手達に追いつかれましたが、これは予想していたことでもあります。明日は再び前を行く選手達に追いつけることを願っています。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)