DucatiはKTMに続いて、2026年までMotoGPへの参戦をすることをドルナ・スポーツと合意した。Ducatiは2003年からMotoGPに参戦、僅か6戦目のカタルーニャGPでロリス・カピロッシが優勝、2007年にケーシー・ストーナーによって、コンストラクターズ、ライダーズ、チームタイトルの3冠を達成。
2020年は厳しい戦いをしながらも、ドヴィツィオーゾ、ダニーロ・ペトルッチ、ジャック・ミラー、フランセスコ・バグナイア、ヨハン・ザルコが獲得したポイントでコンストラクターズタイトルを獲得している。参戦からの18シーズンで、Ducatiが獲得したポイントは160ポイント、優勝回数は51回だ。
Ducati CEO クラウディオ・ドメニカリ
「レース活動は常にドゥカティの芯となる部分であり、今後もそうあり続けるでしょう。実際、レース活動は世界中のドゥカティスタに刺激と情熱を与えるだけでなく、高度な研究開発の場でもあります。レース現場では、最も洗練された素材、最も革新的な設計方法がテストされます。」
「Superleggera V4とMultistradaV4が証明しているように、若いエンジニアがテクノロジーと使いやすさの面で最先端のバイクをお客様に提供するためのトレーニング場でもあります。 いずれも異なる性格のバイクですが、MotoGPで得られた経験は非常に重要なものです。」
「スポーツバイク以外のラインナップ拡大を世界規模で進めていきますが、この新たな合意により、トラックでの活動と高性能なバイクがドゥカティの中心的な要素であり続けることを示していると言えるでしょう。」
「MotoGPを本当に素晴らしいメディアプラットフォームにしたドルナスポーツ、特にカルメロ・エスペレーターの長年にわたる素晴らしい仕事に感謝したいと思います。」
ドルナ・スポーツCEO カルメロ・エスペレーター
「ドルナスポーツはDucatiとのパートナーシップ継続を誇りに思っており、MotoGPシリーズへの健診に感謝しています。象徴的なイタリアメーカーのDucatiが過去の栄光に引き続き、ジャック・ミラーとフランセスコ・バグナイアのような2人の若いスターと共に、新たな歴史を紡いでいくのを共有できるこを光栄に思います。この2人のライダーの可能性と才能は、間違いなく2021年のMotoGP世界選手権の資産の1つになるでしょう。」
ジェネラルマネージャー ジジ・ダッリーニャ
「2026年の終わりまでMotoGPへ参戦出来ることが嬉しいです。ここ数年デスモセディチGPはグリッド上で最も競争力のあるバイクの1つであることが証明されており、その証拠に2020年はコンストラクターズタイトルを獲得出来ました。」
「2021年のレギュレーションでは重要な技術開発は許可されていませんが、同じ情熱と献身で2021シーズンに挑みたいと思います。2021年の目標は新たなライダーと共にMotoGPタイトルを目指すこと、将来のコミットメントの土台となる下地を作ることです。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati)