ジョアン・ミル「何よりもレースペースに満足している」スズキのジョアン・ミルは、開幕に向けてテスト最終日で行いたかったロングラン、タイムアタックが出来ていないことから、仕上がりは70%と語る。また、2021年型シャーシのポテンシャルは高いとしながら、細かいセットアップが出来ていないことから、しばらくは2020年型シャーシの使用継続をするとのこと。[adchord]

最終日に予定していた調整が出来なかった

ジョアン・ミル

「シーズン開幕に向けて70%の準備が出来たいます。最終日にもう少し進行する予定でしたが、コンディションによってそれが叶いませんでした。本来は電子制御の調整と、レースウィークに向けた準備を進める予定でしたから。」

「テストを通じてさらに前進出来ることがわかっていましたし、最終日にロングランとタイムアタックを実施するつもりだったんです。これが最終日のコンディション悪化によって出来ていないんです。」
ジョアン・ミル「何よりもレースペースに満足している」[adchord]
「おそらくシャーシは昨年と変更せずに使用することになるでしょう。新しいシャーシは非常に良いのですが、セットアップをしっかりと行う必要があります。そして現時点ではこれが出来る時間がないんですよ。」

「Ducatiは非常にスピードがあるでしょうね。ヤマハも同様にスピードを発揮していますが、カタールはDucatiとヤマハに合っていると思います。しかし同時にスズキにとっても強みを発揮出来るトラックです。」

「しかしヤマハほどはスピードを発揮するのは難しいと思います。最速タイムのライダー達についてはいけますが、自分が最速というわけではありません。今回のテストで最速タイムではなかったことは不満ですね。」

ジョアン・ミル

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of suzuki-racing, michelin)