マルク・マルケス バルセロナをRC213V Sで走行マルク・マルケスはルーベル・インターナシオナル病院の医療スタッフと共に、今週末の開幕戦カタールGPへの参戦を見送ることを決めた。

Samuel Antuña、Ignacio Roger de Oña医師らと共に術後15週の診察を受けたマルク・マルケスだったが、診察の段階でトレーニングの効果がしっかりと確認されていた。しかし、開幕戦までの時間と骨の硬化の経過などから、今はまだ焦ってレースに復帰するべきでなく、上腕骨に不必要なストレスを与えるのを避けたほうが良いとの判断が行われた。

なお、マルク・マルケスは4月12日にも新たなメディカルチェックを受ける予定だ。となると、当然ながら4月4日開催の第2戦、ドーハGPへの出場もないと考えるのが自然だろう。[adchord]マルク・マルケス バルセロナをRC213V Sで走行

しっかりした状態で復帰するために、今は回復を優先する

マルク・マルケス

「前回のメディカルチームとの打ち合わせの中で、最も慎重な判断としてはカタールGPには無理に参加せず、計画どおりに回復プロセスを進めるというものでした。今年の開幕戦に出場したい気持ちは非常に強いのですが、しっかりと戦える状態で復帰するためにも、今は回復を優先することとしました。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)