スタートからフランセスコ・バグナイアに続いてレースを展開。タイヤを後半に向けてしっかり温存していったヨハン・ザルコ。最後にはジョアン・ミルに抜かれるも、Ducatiのストレートパワーを活かして2位を獲得している。バイクを扱いきれば毎週末同様の結果を繰り返せるはずとのこと。[adchord]
毎週末表彰台を狙うのが次の目標
2位 ヨハン・ザルコ 42’29.755
「スタートでいきなり3つポジションを上がることが出来ました。ペッコが良い走りをしていましたので、彼についていきました。優勝を考えながらも、落ち着いてタイヤをコントロールしながらペッコの後方でレースを続けていったんです。」
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「ビニャーレスに追い抜かれた後は、彼になんとかついていきましたが、コーナーで食らいついていく中でタイヤをだいぶ使ってしまったようです。タイヤがスピンするようになってきて、最後にジョアン・ミルに抜かれてしまいました。」
「しかし、Ducatiのエンジンパワーのおかげでホームストレートでジョアン・ミルを抜いて2位を獲得出来ました。開幕戦で表彰台を獲得できたことが嬉しいですし、カタールで表彰台を獲得するのはキャリアではじめてのことです。本当に嬉しいですね。」
「Ducatiはストレートが速いのですが、ビニャーレスはコーナーから立ち上がりの加速が速く、Ducatiがパワーを使えるようになる頃には次のコーナーまでに追いつけない位置にいるんです。」
「彼は実にコンスタントな素晴らしいレースをしたと思いますし、自分に追いつくまでにファビオ・クアルタラロも抜いてきたわけです。彼にとってもタフなレースだったわけですが、そのコンスタントな走行が優勝を呼び込んだのでしょう。」
「最終コーナーではミルが僅かにアウトに膨らんだことで彼をストレートで刺すことが出来ました。しかしペッコがあれほど接近していたのは知りませんでした。毎週末に表彰台を狙う次の目標ですね。バイクのポテンシャルは高いので、しっかり性能を引き出すことができれば毎週今回のようなレースができるはずです。」
「だからこそ油断せずにこれからも戦っていきます。チームのポテンシャルは高く、このバイクも正しい扱い方をすれば手に負えないほどのスピードを発揮するわけです。今シーズンを楽しむためにも、バイクから最高の性能を常に引き出したいと思います。」
(Source: pramac racing)
(Photo courtesy of michelin)