MotoGPバイクでの走行は僅か10日目のホルヘ・マルティンが、MotoGP参戦2戦目にしてポールポジションを獲得。これはマルク・マルケスに並ぶ記録だが、MotoGPバイクに乗っていた時間はマルティンのほうが短い。
先週のレースでは抜群のスタートでトップ集団に加わったマルティンだったが、今週末のレースはトップからスタートすることとなる。トップ選手と戦う貴重な経験を2戦目で吸収出来るのは、今後の彼の成長にとって大きな意味を持つはずだ。
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失うものは何もなかった
予選1位 ホルヘ・マルティン 1’53.106 349.5km/h
「MotoGPクラスですから、レベルが非常に高く厳しい走行ではありました。しかし最初の走行の時点で素晴らしいタイムが記録できていましたから、ポールポジションはともかく2列目までは獲得できるのではないかと感じていました。」
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「2回目のアタックではフランセスコ・バグナイアと自分とで、どちらもプッシュしたくない状況での走りで混乱がありましたが、失うものは何もないのでプッシュすることにしたわけです。 完全に限界で走行していましたから、どのコーナーで転倒してもおかしくないような走りでした。」
「風の影響もあったわけですが、MotoGP2戦目でポールポジションを獲得できたのは最高の気分です。 最高峰クラス2戦目でのポールポジションはマルク・マルケスと同じということですが、自分が成し遂げたことに驚いています。」
「これまで常に支えてくれた家族のおかげですから感謝しています。しかし何よりも感謝しているのはPramacレーシングです。チームにはまだ1ヵ月しかいないわけですが、すでに家族のように感じることができています。」
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「何日MotoGPバイクに乗ってきたかは関係ありません。事実として改善を積み重ねているということなんです。明日もスタートした後に多くのトップライダーに抜かるでしょうが、優勝することが目的ではありません。明日はレースの中で学習をしていくこと、トップ6、トップ7でレースを得ることができたら最高でしょう。」
「多くのチーム関係者が祝福してくれました。今までアスパー、KTMなど様々なチームに所属していましたから、彼らが祝福してくれるのは最高の気分で、言葉では簡単に表せない気持ちでした。明日はとにかく最高の走りをしたいと思います。」
(Source: pramac racing)
(Photo courtesy of michelin)