ドーハGP 予選2位 ヨハン・ザルコ「カタールで最高の戦略は誰かの背後でチャンスを伺うこと」ヨハン・ザルコは先週同様にスピードを発揮、予選2番手を獲得した。予選順位もさることながら、特筆すべきはFP4で記録した安定したペースで、ヤマハのマーべリック・ビニャーレスのほうが良いペースだと語るも、レースにおいては十分に表彰台争いが出来る仕上がりであると言えそうだ。[adchord]

マルティンのポールポジションは驚き

予選2位 ヨハン・ザルコ 1’53.263 346.1km/h

「最初のアタックの時点で自信がありましたが、良いタイムを記録することが出来ませんでした。2回目のアタックでは1回しかアタックができずでしたが、良いタイムを出すことが出来ましたね。風が非常に強くなっていたので、このままポールポジションを獲得できるかもしれないと思っていました。」

「しかし、チームメイトがより素晴らしいタイムを記録しているのを見て、驚いたと同時に嬉しくなりました。Pamacレーシングが明日の1位、2位であるなんて最高ですね。」
ドーハGP 予選2位 ヨハン・ザルコ「カタールで最高の戦略は誰かの背後でチャンスを伺うこと」[adchord]
「マルティンがポールポジションを獲得したのは大きな驚きです。先週の彼とは同一人物とは思えないような素晴らしい走りで、今週の金曜時点でも落ち着いた走りができているなと感じていました。当然ながら予選ですので、あらゆるコーナーでプッシュするのは普通のことですが、彼は本当に素晴らしい走りをしていたと思います。」

「FP4は良いタイムで連続して走行ができていますが、風が強い状況ですから、まとまって良いタイムを記録し続ける事は簡単ではありません。明日に関してはマーべリック・ビニャーレスのほうが安定して良いタイムを重ねることができる感触がありますが、まだどうなるかは分かりません。」

「明日は風の状況に注目です。今日のように強風かもしれませんし、明日は風が弱まるかもしれません。カタールにおいて最高のレース戦略は、誰かの背後で周回を重ねてアタックのチャンスを伺うことになるでしょう。」

(Source: pramac racing)

(Photo courtesy of michelin)