スペインGP マルク・マルケス「 限界点はバイクでもタイヤでもなく、自分自身」

スペインGP マルク・マルケス「 限界点はバイクでもタイヤでもなく、自分自身」

ポルトガルGP 初日6位マルク・マルケス「ライディングを楽しむことが出来た」ポルトガルで復帰戦を無事に終えたマルク・マルケスは、いよいよ今週末に昨年ワンシーズンを棒に振った元凶と言えるヘレス戦を迎える。怪我によって体は1つしかないことを改めて認識したと語り、今週末も無理はせずに徐々にコンディションを整えていきたいと語った。

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今週末は落ち着いて過ごせそう

マルク・マルケス

「ポルトガルの週末は慌ただしく過ぎていきましたが、今週末はより落ち着いて今まで通りのレースウィークエンドを迎えることができそうです。フィジカルコンディションは完璧ではありませんが、今週末はより安定した走行をFP1からしたいと思っています。」

「ヘレスはよく知ったサーキットですし、良い思い出も悪い思い出もあります。もちろん、良い思い出の方が多いわけですが、今週末も目標は設定せずにより快適に走行出来るようになることを意識していきたいと思います。」
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「改善が必要な点は多々ありますが、バイクやタイヤの限界ではなく、今は自分自身に限界がある状態です。改善を急ぐのではなく、じっくりと時間をかけながら徐々にコンディションを整えていきたいと思います。」

「ポルトガルのレースの後は軽くジムでトレーニングをしたり、サイクリングをした程度です。骨、筋肉、体が休息を求めておりバイクのトレーニングは一切していません。バイクのライディングフォームについては現時点で正しい位置に乗ることができていません。特に右コーナーのスタイルは変わってしまっていて、右肘の制限があるため苦戦をしている状況です。」

今のレースは自分にとってプレシーズンテストと同じ

「こんなこと言うのも変ですが、自分にとって今のレースはプレシーズンテストと同様なんです。フィジカルコンディションは確実に良くなっていくと思いますが、そのためには時間と走行距離が必要なんです。」

「今週末はまずはポルトガルと同様の状態のバイクで走行してみようと思います。現時点の限界点はバイクでもチームでもなく自分男です。昨年同様のバイクで走行してみて快適に感じるようであれば新しいアイテムを試してみることもあるかもしれません。」
ポルトガルGP 初日6位マルク・マルケス「ライディングを楽しむことが出来た」

自分の体は1つしかない

「レースで戦闘力を発揮するにはプッシュするしかありません。今までは自分の体、レースでプッシュすることであれば後者の方が比重が大きかったんです。しかし今回の怪我で自分の体は1つしかないことを改めて認識しました。プッシュをするときは全てが適切な状態でなければいけません。今後のレースへのアプローチは変わるでしょうね。」

「マーべリックのTwitterの件は聞いています。ソーシャルメディアはポジティブなこともあれば、ネガティブに働くこともあります。利用の際にパスポート等で本人確認ができれば変わるかもしれませんが、残念ながらそうはなりませんよね。自分の場合は2015年からソーシャルメディアとの付き合い方を変えています。」

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「何か重要なコメントがあればそれを教えてくれる人が自分にはいますし、ソーシャルメディアに多くの時間を費やすのはもったいないと思います。家にいるときに少しソーシャルメディアを見る事はありますが、より重要な出来事がありますからあまり時間を費やす事はしませんね。」

優勝争い出来ないのなら家でゆっくりしていたい

「まだ28歳ですから十分に若いと感じていますが、確実に新しい世代が育っています。下のクラスからも才能ある若手選手が何人もステップアップしていますし、これからもそれは続くでしょう。世代交代があるのは当たり前のことで、いつか自分もパフォーマンスが落ちていくのでしょうが、優勝争いすることができなくなったなら、自分は家でゆっくりしていたいですね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)

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