今回はスタートを少し失敗したと語ったザルコ。序盤埋もれなければ、もう少しタイヤを温存し、最後にミゲル・オリヴェイラにアタックすることも出来たかもしれない。いずれにしても連続で表彰台獲得を続けており、チャンピオンシップにおいてもさらにファビオ・クアルタラロに接近している。夏が始まる前に1勝する姿を見せてくれるだろうか。[adchord]
思った以上にタイヤを温存出来た
ヨハン・ザルコ
「20ポイント獲得出来れば十分でしょう。レースは非常に興味深い内容で多くの選手をオーバーテイク出来たのは大きな自信に繋がりました。レースの中では常にコンスタントに作業をすることが必要でタイヤを温存することが必要でした。しかし、自分でも思っていた以上にタイヤを温存することが出来たと思います。引き続き集中して作業を続けていきたいですね。」
「今日のスタートはあまり良くなくて、ブレーキングでミスをしたくなかったので慎重に走行していたことでポジションを落としました。フロントが暖まってからは苦戦しなかったんですけどね。その後ファビオやジョアンが上がってきて、彼らに離されずに走行するために、タイヤを温存するのではなくプッシュしていったんです。」
「Ducatiは今やいろいろなライダーがスピードを発揮出来るバイクになりました。今日は優勝出来ませんでしたが、優勝出来る可能性がなんどもありましたし、今回も表彰台を獲得しています。バイクがどんどん良くなっているのでポジティブなムードが漂っていますよね。」
「このトラックはリアグリップ、トラクションの確認を行うのに最適です。もちろんシャーシやサスペンションなど複数の内容について作業が必要ですから、1つのエリアだけに捕らわれてれてしまうのは良くありません。明日はコーナーエントリーではなくて、コーナーからの立ち上がりに集中して作業をしたいですね。」
(Source: pramac racing)
(Photo courtesy of michelin)