カタルーニャテスト1番手で終えたマーべリック・ビニャーレス。テストだと好調な印象が強いが、レースとなると様々な部分で苦戦する印象が強い。今回はガルブセラと共に挑んだ初めての週末で、まずはバイクの理解を再度していくところから進めているというコメントは先週のコメント同様だ。ヤマハ主導でクルーチーフ変更が行われたのは、ヤマハとしても彼の成績に危機感を感じていることの現れと言える。どの段階で結果に結びつくだろうか。[adchord]
ガルブセラと共にバイクの理解を深めている
マーべリック・ビニャーレス
「テストではマシンのフィーリングを確認し一般的なセッティングで走行しました。カタルーニャGPでは、表彰台に上るチャンスを逃してしまったので、高速ラップを出すことにも取り組んでいます。バイクのフロントとマシンの重量バランスについても、かなりの作業をしています。ガルブセラの助けを借りて、少しずつですが、自分がこのバイクで何をしたいのか、いかにライディングするべきなのかを理解できるようになってきました。これが最も重要なことです。」
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「カーボンスイングアームは将来的に使用するかもしれません。自分のライディングスタイルの上で大きな助けになっています。バイクに関してある部分ではより剛性が必要なところがありますが、カーボンスイングアームはこの部分で助けになってくれるケースがあるんです。」
「今回はガルブセラをクルーチーフに迎えての初レース、初テストでした。ザクセンリンクに向けて競争力のあるマシンを準備することが目的だったので、いろいろなことを試しています。高速ラップでは良いタイムで走ることができました。また、走行リズムを向上させるために、午後2時から3時の間、コースが最も滑りやすい時間帯に多くの作業を行っています。特に最後の6周のタイヤライフは、少しずつ改善していると思います。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)