最後は自らの転倒でイエローフラッグの原因を作り、多くの選手のタイムアタックに影響を与えたザルコだが、ポールポジションを獲得したラップは単独走行で出したラップだった。何かと批判を受けがちな選手であるが、決勝では優勝を狙った走りたいと語る。[adchord]
ドイツGP予選1位 ヨハン・ザルコ「賢く走って優勝を狙いたい」

さらに攻められると思っていた

ヨハン・ザルコ

「転倒は高速ラップの後でした。自信を感じていてさらに攻めることが出来ると思っていました。ターン4、ターン5では少しバイクをリーンさせすぎてしまったんでしょう。あまりにもバイクがリーンしている状態でフロントが逃げてしまったので、そのままバイクを倒しました。あの箇所はエアフェンスまで距離がなかったですが、なんとか大丈夫でした。」

「最速ラップを記録して、転倒ですからもの凄い量のアドレナリンを感じていましたが、こうしてポールポジションでスタート出来るのは重要です。ライバルと共に良いバトルをしたいと思います。このトラックは得意ではないので嬉しいのもありますね。」
ドイツGP予選1位 ヨハン・ザルコ「賢く走って優勝を狙いたい」[adchord]
「Ducatiは非常にスピードがあるバイクですから、そのポテンシャルを正しく使うことが出来れば、超高速で走行することが出来ます。しかし現時点ではその速さを引き出すにはフィジカルの強さが求められます。明日は上手にタイヤをマネジメントして行く必要があります。その点ではカタルーニャと似ているかもしれません。カタルーニャではミゲル・オリヴェイラが強かったので注目したいですね。明日はどうなるかわかりませんが、賢く走って優勝を狙いたいですね。」

(Photo courtesy of michelin)