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NTS RW Racing GP オランダGP 公式練習3、公式予選レポート

オランダGP決勝レースに向け NTS陣営は10列目グリッドを獲得

オランダGPの2日目、土曜日のセッションは、当初の気象予報に反して好天に恵まれた一日になりました。午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートした40分間のFP3は気温25°C、路面温度30°Cというドライコンディションで推移しました。
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オランダを本拠とするRW Racing GPにとって今回のレースはホームグランプリだけに、チームとライダーは全員が心をひとつに合わせて好結果を目指すべく臨んでいます。しかし、金曜の走行はドライとウェットが交錯する一日になり、その結果、土曜の午前のセッションはゼロからのスタートといっていい状態になりました。

NTS RW Racing GPのハフィス・シャーリンとバリー・バルタスは苦戦を余儀なくされ、それぞれ29番手と30番手で午前の走行を終えました。[adchord]

FP1からFP3までの総合順位では、両選手とも午後の予選でQ1のグループに組み込まれることになりました。15分間でグリッド位置を競うこのセッションで、シャーリンは16番手。バルタスは14番手タイムを記録しました。Moto2全選手のタイムを総合したグリッド位置は、シャーリンが30番グリッド、バルタスは28番グリッドで、ともに10列目から全24周のレースに挑みます。

チームマネージャーのヤルノ・ヤンセンは明日のレースに向けて気持ちを引き締めて挑む、と闘志を新たにしています。

「今回のレースは我々RW Racing GPにとってホームグランプリなので、非常に重要な一戦です。現今のパンデミック状況を鑑みて、ゲストやスポンサーの皆様を盛大にサーキットへ招待することは控えているのですが、それだけにレース結果で喜んでいただくことが重要だと考えています。決勝レースはスタート位置が重要ですが、その面では明日は厳しい戦いを強いられそうです。」

「とはいえ、明日のウォームアップでマシンのセットアップにさらに磨きをかけて、レースに臨みます。我々のライダーたちは、両選手とも高い闘志を持っています。過去のレースでも、決勝でファイティングスピリットを発揮して巻き返してくれたことが何度もありました。明日も、チーム全員で一丸となって最後まで戦いぬきます」

日曜のMoto2クラス決勝レースは、午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートし、全24周で争われます。

ハフィス・シャーリン選手(ゼッケン55)

(予選30番手:1分38秒515)
「昨日はドライコンディションで充分に走りこむことができなかったので、今日は厳しいセッションになってしまった。昨日午後のウェットコンディションではフィーリングよく走ることができた反面、ドライでのセットアップを詰めきっていなかったので、いいラップタイムを記録できなかったのが残念だ。今日のFP3と午後の予選でタイムアップを達成できなくて、チームとファンの皆様には申し訳ない思いでいっぱいだ。この悔しさを明日のレースにぶつけて、最低でもトップ20圏内を狙いたい」


バリー・バルタス選手(ゼッケン70)
(予選28番手:1分37秒926)
「今日は厳しい一日になってしまったけれども、明日はこの状況をひっくり返してみせるつもりだ。今日の天気は雨になるという予報だったにもかかわらず、実際にはずっといい天気だった。でも、明日の天候がどうなるのかはまったくわからない。ここはアッセンだからね。いずれにせよ、全力を尽くして可能な限り上位を目指し、20位以内を狙っていくよ!」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

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