オランダGPの決勝結果です。毎年のことながら今年もたくさんのドラマが生まれたレースでした。
まず最初のホールショットを奪ったのはポールポジションスタートのザルコ選手。そのままザルコ選手がリードを続けますが、残り15周の時点でロッシ選手がザルコ選手を抜いてトップに立ちます。その後ロッシ選手がワイドに膨らんでイン側に戻って来る際にザルコ選手と接触。残り14周でビニャーレス選手が転倒。

その後残り8周の時点でレインフラッグが振られ、残り7周でザルコ選手がギャンブルに出てマシンをレインタイヤを履いたものに変更。リンス選手とロレンソ選手がこれに続きます。残り5周でペトルッチ選手がトップに立ち、ロッシ選手と激しいバトルを展開。ザルコ選手はバイク交換の際にピットレーンのスピードリミットを超えたとしてペナルティーを受けます。最終ラップにはクラッチロー選手がマルケス選手を交わしますが、最後にまたマルケス選手がクラッチロー選手を交わしています。

最終的な順位はロッシ選手が優勝、2位ペトルッチ選手、3位マルケス選手となりました。これでロッシ選手は最長の勝利記録を20年313日に伸ばしました。4位クラッチロー選手、5位ドヴィツィオーゾ選手、6位ミラー選手、7位アブラハム選手、8位バズ選手、9位イアンノーネ選手、10位アレイシ・エスパルガロ選手となりました。

なお、これでチャンピオンシップをリードするのはドヴィツィオーゾ選手となり、2位に4ポイント差でビニャーレス選手、3位にビニャーレス選手と3ポイント差となったロッシ選手がいる状態です。


(Photo courtesy of michelin)