Moto2のチャンピオンシップをリードするフランコ・モルビデッリ選手が、Marc VDSとMotoGPクラスにおける2年契約を獲得しました。これは成績不振のティト・ラバト選手との交代という形での契約と噂されていますが、ジャック・ミラー選手の契約もまだ確定はしていない状況での契約発表となったことから、チームがモルビデッリ選手に寄せる期待のほどが伺えます。

フランコ・モルビデッリはアッセンで優勝し、完璧な形でTeam Estrella Galicia 0,0 Marc VDSとのMotoGPクラスでの契約を祝った。モルビデッリは2017年で4度目となるポールポジションからスタートし、トム・ルティ、中上貴晶、マティア・パシーニ、ミゲル・オリベイラ、アレックス・マルケスと激しいバトルを繰り広げた。

フランコ・モルビデッリ

「全力を尽くして戦いましたので、勝利がより特別に感じられました。バトルは本当に接近していて、ラスト5周で優勝出来る位置にいるために、あらゆることをしました。最後にアタック出来る位置に到着した後は優勝出来ると思っていました。最終セクターは、ミスなく自分の人生の中で最高の走りが出来ました。完璧な走りが出来たので、最終シケインで自分にオーバーテイクをしかけてくるライダーはいませんでした。今回は今まで5勝した中で最も厳しいバトルでした。まだしっかりとバトルが出来るということ、厳しい状況の中でも戦えるということを証明出来たのは良かったと思います。難しい2戦の後にこうして最高の走りが出来て、将来的にTeam Estrella Galicia 0,0 Marc VDSでMotoGPクラスで走れるという契約も獲得出来ましたので、夢のような1日の締めくくりとしてはこれ以上のことはないですね。」

マイケル・バルトレニー

「素晴らしいレースでしたし、ファンにとっても最高の1戦でした。まるでMoto3のようなレースでしたし、ここまで接戦になると優勝の味も格別でしょう。フランコは過去2戦表彰台を獲得出来ずにいましたし、皆が彼が感じているプレッシャーは大きいだろうと話していましたから、今日の彼の成し遂げた仕事は見事です。今日彼はこのプレッシャーに対処出来るということ、それに彼の最終ラップは戦略的な面から見ても素晴らしいものでした。フランコにとってはTeam Estrella Galicia 0,0 Marc VDSとのMotoGPクラスでの契約もあり素晴らしい日となったでしょう。それに彼のレースでのパフォーマンスが、我々がなぜ彼を将来期に確保しておきたいのかを明確に示していたと言えるでしょう。」

[blogcard url=”https://www.marcvds.com/moto2/news/magic-morbidelli-wins-dramatic-dutch-dice”]