ジョアン・ミルは後半から追い上げを開始したが、Ducati相手に戦う中で苦戦。毎回オーバーテイクで苦戦すると語るDucati相手にタイムを失った印象だ。最終ラップではバトルの最中にトラックリミットを超えたことで1ポジション降格となり、レースを6位で終えている。
木曜のプレスカンファレンスでも、”あとほんの少しだけ馬力があれば。。”と語っているが、加速、トップスピードの改善がされれば、さらに容易にチャンピオンシップを進めることが出来るはずだ。
フロントミディアムは間違いだった
ジョアン・ミル
「今回楽しむことができたのは最終ラップだけでした。マルクをターン2でオーバーテイク出来たんですが、ジャックを抜くのが難しかったですね。Ducatiは基本的に自分たちにとって非常にオーバーテイクが難しいバイクなのですが、何とか彼をオーバーテイクした際に、マルクに2台とも抜かれてしまいました。」
「最終ラップはマルクに仕掛ける中で少しトラックリミットを超えてしまったようです。自分からは完全にわからなかったんですが、ルールはルールですから仕方がありません。フロントにミリアムを使用したのは間違いだったかもしれませんね。バイクのフロントに関して非常に苦戦してしまったんです。望んだ形での走行ができませんでしたので、次回のミサノに期待したいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。