リンスは決勝レースで追い上げを見せて4位を獲得している。しかし、この4位も苦戦しながら獲得した4位となっており、コーナー立ち上がりでライバルに追いつくのが難しい状況だと語る。以前から加速力の不足が指摘されているスズキGSX-RRだが、ベストバランスを維持しながら2022年は進化が求められるところだ。MotoGP2021アメリカズGP 4位アレックス・リンス「ファビオ、Ducatiを追うのが難しかった」[adchord]

コーナー立ち上がりでタイムを失っている

アレックス・リンス

「4位という結果だけ見れば嬉しいですが、ライダーですから表彰台を獲得したかったですね。今回はファビオやDucatiを追うのが難しい状況でした。特にコーナー立ち上がりでタイムを失っています。とは言え多くのデータを収集していますから、日本で2022年型のバイクの改善が進むと思います。」
MotoGP2021アメリカズGP 4位アレックス・リンス「ファビオ、Ducatiを追うのが難しかった」
「コーナー立ち上がりでタイムを失っている部分は、トラクションなのかエアロパッケージのせいなのかわかりません。前をいくライバルのスリップストリームに入ることすら困難な状況ですね。

「今は高速コーナーでの各バイクのパフォーマンスは接近していると感じますが、コーナー立ち上がりのパフォーマンスは大きな差がありますね。ミサノでは前回のレースの挽回をしっかりとしたいと思いますし、自分達に合っているトラックでしょうから楽しみですね。」

(Photo courtesy of michelin)