現在チャンピオンシップにおいて2位のフランチェスコ・バニャイアは、52ポイント差でファビオ・クアルタラロを追う。レースは残り、2回目のサンマリノ、ポルトガル、バレンシアの3戦しかないが、ポイントを重ねることを念頭にレースを続けると語る。今年後半戦から安定感が増した印象で、来年は序盤からチャンピオンシップ争いに加わることが期待される。[adchord]
自分のほうがリラックスして戦っている
フランチェスコ・バニャイア
「今年ファビオは素晴らしい仕事をしています。レーススタートからスピードを発揮して最もコンスタントに走り、チェッカーフラッグを受ける走りをしています。でも自分も諦めませんよ。素晴らしいライダーだと思いますし、チャンピオンシップ優勝の可能性が高いとは思います。」
「どこでポイントを失ってきたかは理解していますが、ここ直近3戦は素晴らしい走りが出来ていますし、改善出来ています。学習を続けているんです。以前より競争力は高まっていますしね。でも、本当にファビオは良い仕事をしていると思いますよ。」
「今はとにかくファビオとのギャップを縮めようとしています。非常に難しいですが挑戦を続けています。ファビオはチャンピオンシップを考えねばなりませんが、自分はもっとリラックスして戦えていますね。自分が考えているのは、出来る限り競争力を発揮することだけですから。ファビオがリラックス出来ていないとは言いませんが、自分のほうが落ち着いて戦うことが出来ているでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)