WithU Yamaha RNF MotoGP Teamの代表となるラズラン・ラザリは、現在ペトロナス・ヤマハ・SRTでMoto2、Moto3チームを中心に見ているヨハン・スティグフェルトとは来年共にチーム運営を行わないと発表。互いに合意に至った末の方針と語るが、チーム規模の縮小に伴いある程度の人員の再構成は仕方ない部分だろう。なお、今年末にバレンティーノ・ロッシが引退することで、バレンティーノ・ロッシのスタッフのほとんどがチームを去ることが決まっている。[adchord]

来年のチームは今の半分の人数

ラズラン・ラザリ

「新しく誕生するWithU Yamaha RNF MotoGP Teamの名前は、私の3人の子供に捧げるものです。私達は常に世界中を旅して回っており、家に何週間も何ヶ月も帰れないことがしばしばです。特にこのパンデミックの2年間はそうでした。欧州ラウンドが多い2年間でしたから、関係者や選手の多くが自宅に戻れる中、私達は簡単にマレーシアには帰れません。ですから、そうした苦労も含めてRNFというのは、私の3人の子供のイニシャルなんです。」

「来年のチームについてマネジメント層に関しても変化があります。私とヨハンについては別々の道を行くことになります。来年は私がチーム代表、ウィルコがチームマネージャーとなります。そういった意味では過去3年間と90%同じ構造になると思います。チーム全体は今まで60名ほどでしたが、来年はMoto2、Moto3チームがなくなることで、チームのメンバーは約半数になります。」

「現時点でヨハンはMoto2、Moto3チームの面倒を見るというものですが、来年はMotoGPのみですので、私とウィルコのみで面倒を見ることが出来るだろうと思っています。もちろんヨハンと別々の道を行こうということについては、互いに合意に至ったの方針です。」

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)