課題山積の初日もQ2進出
ヨハン・ザルコはオーストリアGP初日を振り返り、決して理想的とは言えないマシンのフィーリングの中でも、ソフトタイヤでのタイム改善に成功し、Q2進出を決めたことに一定の手応えを示した。最終アタックではさらなる更新の可能性があったが、テクニカルな問題によりタイムを伸ばせず。明日に向けてはフィーリングの改善に期待を寄せつつ、スタート直後に前に出るのが難しい現状ではバイクの制御性が鍵になると語る。



ヨハン・ザルコ
「今日のセッションは簡単ではありませんでした。バイクのフィーリングも完璧ではなく、ソフトタイヤではそんな状況でもタイムを改善出来ました。最後のアタックではもう少し改善が出来たんですが、テクニカルな問題が発生したことでタイムの改善が出来ませんでした。」
「Q2進出を決めることが出来たのは良かったですね。明日はバイクのフィーリングを改善して良い走りができることを願っています。スタートで飛び出すことは出来ませんから、バイクのコントロール性が良いことを願っています。このトラックはブレーキングは重要なのはもちろん、そこからの立ち上がり、そしてグリップも必要です。こうしたバランスが求められますが、ホンダは現状でリアグリップが弱いんです。」