スタートは少し失敗があったものの、その後すぐにジャック・ミラーを追い抜いたフランチェスコ・バニャイア。その後はジョアン・ミルをジリジリ引き離しで優勝。練習走行、予選、そして決勝とパーフェクト・ペッコと言えるレース展開で優勝した。バレンシアは得意ではないが、フロントで走行したいと語る。なお今回の結果を受けてDucatiがコンストラクターズタイトルを獲得。ペッコのチャンピオンシップ2位も確定した。
今日のフィーリングは最高だった
フランチェスコ・バニャイア
「今日は前半にジョアン・ミルが素晴らしいスピードでした。レースペースは早く今日はこういった展開を予想していました。今年はこういったレースをするために作業をしてきましたが、来年もこうした走りを披露していきたいです。今日のフィーリングは最高です。」
「スタートは少し失敗したんですけど、加速が少し悪くてジャックに先に行かれてしまったんです。その後ブレーキで勝負を仕掛けて前に行くことが出来ましたね。もしエミリア・ロマーニャで優勝していて、今日もまた優勝ですから、チャンピオンシップを考えると残念ですが仕方ないでしょうね。」
「コンストラクターズタイトルを獲得出来ましたが、Ducatiにとって最高の瞬間です。同時にチームチャンピオンシップでもリードしていますから、最終戦に向けて良いですね。今回の結果で自動的にチャンピオンシップでも2位が確定しましたし良い週末でした。」
「バレンシアは自分が得意とする場所ではありませんが、ジャックは得意にしています。ジャックのデータを見て勉強したいですね。とにかく今週末のようにしっかりと戦闘力を発揮して戦いたいですね。昨年はこのトラックでも戦闘力を発揮していませんが、今年は違いました。バレンシアでも同様にフロントで走行したいですね。」
(Photo courtesy of michelin)