MotoGP2022ヘレス公式テスト2日目　トップタイムはフランチェスコ・バニャイア

ヘレスで開催されたMotoGP公式テストの結果だ。1位はフランチェスコ・バニャイア、2位ファビオ・クアルタラロ、3位アレックス・リンス、4位ポル・エスパルガロ、5位マーべリック・ビニャーレス、6位ジョアン・ミル、7位中上 貴晶、8位エネア・バスティアニーニ、9位ジャック・ミラー、10位アレックス・マルケスとなっている。

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Ducati

Ducatiは2022年型のテストを重点的に行っており、新しいエンジン、フェアリングなどを試し、フランチェスコ・バニャイアのタイムはマーべリック・ビニャーレスが記録しているトラックレコードからわずか0.3秒遅れのタイム。なお、Ducatiはエンジンスペックを2月のマンダリカテストで決定する模様。Ducatiは今回目につく長いエキゾーストを試しており、これが実は最高速アップに効くかもしれないとも言われているが、果たして。。なお、Ducatiは2名のルーキーが走行しているが、来年のグリッドに並ぶ8台がスピードを発揮するとなると、他のメーカーにとっては大きな脅威となるだろう。

ホンダ

ホンダも同様に2022年型をテスト。まったく新しいバイクに見える2022年型で、テスト初日に中上 貴晶がトップタイムを記録している。なお、マルク・マルケスは不在ながら最終戦を欠場したポル・エスパルガロがテストに参加。ポル・エスパルガロは2日目のテストで新型をテスト。リアグリップがコーナーエントリーと立ち上がりで向上しているようだ。また、ポル・エスパルガロは新しいデザインのエアリングを2種類試しており、ベストタイムを新型で記録した。
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ヤマハ

ヤマハは初日に新型シャーシ、フェアリングを投入。同様にエンジンのテストも行っているが、ファビオ・クアルタラロは新しいエンジンのメリットを明確に感じられておらず、ラップタイムも大差がない状況だった。ファビオ・クアルタラロが求めているはモアパワー、ウイリーの減少、リアグリップの向上だ。なお、新しいサイドフェアリングはさらなる冷却性向上を狙ったものとのこと。ドヴィツィオーゾも同様に2022年型を試しており、ブレーキング性能とエンジンパワーの向上を感じているようだ。

スズキ

2022年型のエンジンスペックがある程度決まったとされるスズキ。ジョアン・ミルは新型エンジンと電子制御について集中して作業をしているようだ。リンスは2日目に新しいサイドフェアリングとブレーキカバーをテスト。新型スイングアームのテストなども行われている。

アプリリア

マーべリック・ビニャーレスは新しい燃料タンクを試しており、ポジションの最適化に取り組んでいる。新型エキゾーストなどをテストしているが、方向性は明確とのことで、2021年型と比較すると進化は明白とのこと。

KTM

KTMは新しいエアロパッケージに注力。ファクトリーライダー達はポジネガそれぞれを感じているようだ。なお、テストにはテストライダーのダニ・ペドロサも参加している。

ヘレス公式テスト　2日目結果

（Photo courtesy of michelin）