アルベルト・プーチ「マルクを欠いて開発を進めるのは理想的ではない」

アルベルト・プーチ「マルクを欠いて開発を進めるのは理想的ではない」

トレーニング中の怪我で、右上斜筋麻痺の関与を疑う第四右神経の麻痺を負ったマルク・マルケス。2011年に同様に怪我を負った際は、マルクは4ヶ月半バイクに乗れないでいた。

開幕までの2022年型の開発にマルクが一切関わることが出来ない可能性は大きく、神経の回復具合が読めないことから、開幕戦に間に合うのかどうかもわからない状況だ。

ヘレスでは今までのホンダRC213Vとは大きく異なるバイクを走らせていたホンダだが、次回のセパンテストでは、マルク以外の3名と、テストライダーのブラドルからのフィードバックで主にバイクの開発が進むことになる。

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マルク不在はどうしようもないこと

アルベルト・プーチ

「マルクの負傷は2011年にセパンで起きた内容と基本的によく似ています。骨ではありませんから、より状況は複雑です。落ち着いて経過観察をしていくことが必要となります。神経に関するものですから、症状がどうなるかわかりませんが、医師はポジティブに見ているようです。骨折の怪我のように、手術をしてプレートを入れて走れるようなものではありませんからね。」

「時間をかけてうまく行くよう願うという事しか出来ませんが、今はマルクが万全の体調で戻ってくるのを待つしかありません。人生においては時には我慢を続ける以外に解決策がないこともあります。マルクは賢い選手ですから、それは理解しているでしょう。マルクが不在ということで、これでホンダで何度も優勝している選手を欠いた状態で開発を2年連続で行うことになります。」
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「望むような状況ではありませんが、レースは常に望むようにはいきませんから仕方ないでしょう。残りの3名のライダー達と共にバイクを開発するしかありませんが、彼らにはマルクのような経験はありません。しかし、これはどうしようもないことです。マルクの能力の高さは今更説明不要ですが、ホンダとしてもマルクがいない状況で開発をするしかないことはわかっています。」

「時が来れば、我々が他のライダー達から収集し、ベストを考える方向性でのバイクをマルクに試してもらうことになります。マルクが不在だからといってなにか特別なことはしません。今はひたすらにマルクが戻ってくるのを待つことを続けるだけです。」

(Photo courtesy of michelin, HRC)

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