先日は特別ゲストとしてASBK最終戦に参戦して、人生で初めて走るトラックで表彰台を獲得したジャック・ミラーだが、MotoGPにおいても今年はランキング4位でシーズンを終えている。チームメイトのフランチェスコ・バニャイア、そして友人でもあるファビオ・クアルタラロが活躍したシーズンだったが、まだ26歳と若いミラーだけに、来年以降も活躍が期待される。シーズン中の安定感を発揮出来るようになれば、スピードとしてはタイトル争いが出来る力はあるはずだ。
今年は良い一年だった
ジャック・ミラー
「今年を振り返ると自分自身がチャンピオンシップで4位、ペッコが2位、Ducatiがコンストラクターズタイトルとチームタイトルを獲得するなど、大成功の年でした。自分とペッコがファクトリーチームに昇格することに疑問を持っていた人は多かったですが、自分達はうまくやることが出来たと思います。ペッコのほうが明らかに素晴らしいライディングをしていたのは間違いありませんけどね。」
「ペッコは強力な選手ですが、他にも多くの選手が戦闘力を発揮しています。ホルヘ・マルティンも素晴らしいですし、ファビオもチャンピオンを獲得しており、ジョアン・ミルも侮れません。多くの選手がスピードを発揮しているのは間違いなく、自分自身も気を引き締めていく必要があります。」
「シーズン後半は毎回良い走りが出来ますが、これがなぜかはわかりません。オーストラリアに帰るとエネルギーを充電出来るような気がするので、今後はもう少しオーストラリアに帰る機会を増やそうかと思っているんです。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)