サム・サンダーランドにとってはこれが自身2度目の総合優勝。KTM AG社(GASGASの親会社でもある)にとってもタイトル獲得を意味する。KTM AG社は過去22年間で19回総合優勝を達成しており、今回の優勝は、世界でもっとも過酷と言われるラリー競技の中での同社の位置をさらに確たるものにしたと言える。
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今回の勝利は簡単ではなかった
サム・サンダーランド
「最高の気分ですね。最終ステージの終わりで、優勝かどうかを待つ10分間は、まるで一生分のように感じられました。でも、2回目のダカール総合優勝を果たしたこの感覚は、永遠に忘れることは出来ないでしょう。今回の総合優勝は1回目よりも良い気分ですね。」
「今回の勝利は決して簡単なものではなかったですね。今年はタイムが非常に接近しており、アクセルを緩める暇もなく、最後まで本当に緊迫したレースでした。ハードワークと犠牲、そしてGASGASチームがしてくれたこと、そのすべてが価値あるものでした。ダカールでの初優勝から5年、本当に長い間待ちました。」
「こうして再び優勝できたこと、GASGASに初優勝をもたらせたことが嬉しいです。チームのみんなが頑張ってくれたおかげで、このような結果を残すことができました。本当に最高の気分ですね。」
(Source: GASGAS)
(Photo courtesy of GASGAS)