ダカールラリーのステージ11で素晴らしい走りを見せたサム・サンダーランドは、ステージ2位の結果を持ち帰り、総合で首位に返り咲いた。昨日タイムをロスしたサム・サンダーランドサムは、プレッシャーにさらされながら、ステージ2勝目のチャンスを逃すまいと完璧な走りを披露した。
完璧なナビゲーションでスタートから攻め続け、優勝したケビン・ベナビデスとの差は僅かに4秒差の2位でフィニッシュした。サム・サンダーランは総合で2位のパブロ・キンタニラと7分近い差をつけて、最終ステージを迎える。GASGASに栄光をもたらすことが出来るのか注目だ。
自分の走りに集中するしかなかった
サム・サンダーランド
「今日は本当にタフな一日でした。難しいとは思っていましたが、4キロ地点でも砂の中に先行するライダー達の走行跡があちこちにありました。自分の走りに集中し、ロードブックを見ながら走るしかなかったですね。とにかく今回は先行するライダーの走行ラインに従って走るという選択肢はなかったんです。」
「砂丘ではタイムを上げることができたので良かったんですが、ステージ優勝を逃すことになってしまいました。今のところレースはとてもうまくいっていますし、支えてくれたチーム全体も素晴らしいと思います。自分にできることは、明日のステージでクリーンな走りができるよう願うだけですね。」
(Source: GASGAS)
(Photo courtesy of GASGAS)