カワサキ・レーシングチームは2月8日と9日かけてポルトガルのアルガルヴェ・インターナショナル・サーキットにて行われたテストに参加。2022年に向けた準備を進めている。2日とも一貫してドライコンディションとなり、ジョナサン・レイは総合2番手でテストを終えた。シャーシと電子制御のセットアップに加えて レースディスタンスにおけるタイヤの特性のテストなどを行っている。[adchord]
重要なのは終盤になってスピードを発揮出来ること
ジョナサン・レイ
「今回は多くの周回を走っています。シャーシに関するパーツをいろいろ試していたので、セッティングを変更したり戻したりを繰り返していました。最終的には前回のヘレスのテストで使用したいくつかのアイテムの性能をしっかりと確認することができました。ようやくパッケージが固まってきたように思います。」[adchord]
「午後にはピレリ(Pirelli)が新しいタイヤ持ち込んできたのでそのタイヤを試しています。その後に関しては自分たちのプランで作業を進めることができました。最後になってロングランを行っています。スタート練習に関しては初日に比べるとしっかりと改善出来ています。」
「ロングランにおけるバイクの挙動は良くなっていると思います。ポルティマオの場合、通常はタイヤの摩耗が10周〜進む摩耗が多いトラックですが、今回はロングランの中でそれを感じませんでした。いずれにしても最終的なフィーリングは非常に良くて、タイヤの摩耗に関しては引き続き作業を続けていきます。」
「スピードがある事は重要ですが、何より重要なのは終盤になってスピードがあることですからね。今回のテストに関してもそれをしっかりと確認することができたと思います。今シーズンスタートするにあたり、ベースのセッティングはしっかりとできていると言えるでしょう。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)