BMWはR1200GSとR1200GSアドベンチャーのフロントフォークに関する”サービスキャンペーン”について発表しました。これは路面のくぼみ、ギャップなどを通過するストレスでフロントフォークにダメージが加わる可能性があるというものですが、GSモデルとしては少々驚きのリコール内容と言えます。
BMWは2013年11月から2017年6月に生産されたR1200GSとR1200GSアドベンチャーの、フロントフォークに関するリコールを発表した。BMWはFacebookポストの中ではこの問題についてサービスキャンペーンと呼んでいる。
ドイツの連邦政府の自動車部門は、GSのこの問題に関するリコールを報告している。アメリカの米国運輸省道路交通安全局も、この流れに追随するものと見られており、世界的には185,000台の車両に影響が及ぶものと見られている。
BMWが説明しているようにR1200GSモデルのフォークチューブが路面のくぼみなどを通過することによるストレスによってダメージを受ける可能性があるということだ。ダメージを受けたフォークチューブは、フォークチューブとトップフォーク・シーリングプラグの間にギャップが見受けられる可能性があるという。
BMWは2013年の初めにも同様のリコールを届け出ており、この時はロッキングボルトのトルク不足により、フォークチューブや緩む可能性があるというものだった。今回のリコールに関しては、フォークとフォークシーリングプラグのギャップの確認を行ない、必要であればフォークチューブの圧着などが必要になるという。
今回のリコールに関してはじきにさらなる詳細が明らかになるだろう。
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