スタート失敗によって6位に終わったマルク・マルケス。インドネシアからの復帰戦となったが、圧倒的なスピードでの追い上げはさすがにマルク・マルケスといったところ。結果的6位で終わったが、全盛期のマルク・マルケスらしい強さ、速さに興奮したファンは多いだろう。レーススタートの問題については、原因を究明中とのこと。[adchord]
スピードがあっただけに残念
マルク・マルケス
「スピードはあったのに残念です。今日は25ポイント獲得出来たはずでしたが、スタートで問題があって最後尾になりました。全てのシステムをキャンセルした後はバイクが機能して走ることが出来たんです。多くのライダーをオーバーテイクしながら、ミスもありましたが6位となりました。」
「ここではバイクのオーバーテイクが難しいです。スリップストリームについてしまうとバイクが止まらなくなりますしね。ターン1では危ないところで、中上とビンダーの隙間を使って、ブレーキをリリース出来ました。」
「最後はファビオともバトルがありましたけど、今日は最初から最後までプッシュし続けたので疲れました。序盤から先頭であれば体力も温存出来るんですけどね。」
「後半はバイクの向きを替えるのがしんどくなってしまいましたけど、ファビオには抜かせませんでした。重要なのは自信を持ってレースが出来たことです。」
「ポルトガルはヨーロッパのレースですから落ち着いて挑むことが出来るでしょうし、トップ5、それより上が狙えるかもしれません。」
(Photo courtesy of HRC)