ジョアン・ミルはスズキの2022年末のMotoGP撤退というニュースに関して、ヘレス戦以前はスズキと契約更新をすることを考えていたと語った。しかし、このような状況となった今は、レプソルホンダはもとより、あらゆるオプションを検討しているという。ライダーである自分はともかく、チームメンバー達の将来について心配していると語る。[adchord]
スズキというブランドに多くの人が時間を投資してきた
ジョアン・ミル
「スズキのMotoGPプロジェクトには多くの人が関わり、自分以上に多くの人々が長期間取り組んできました。ですから、こんなニュースは誰一人として聞きたくありませんでした。このプロジェクト、そしてスズキというブランドに皆が多くの時間を投資してきたんです。自分もそうですが、それ以上にチームの皆にとっては、この時期でのこうした発表のため、どうしたら良いのかわからない状況です。」
「ライダーとして自分に出来ることは、チームのために最高の結果を今シーズン残すことです。このような結末にふさわしい人は一人もいません。自分達に出来ることは最高の形でシーズンを締めくくり、出来る限りベストと言える形で皆にお別れをすることです。」[adchord]
「来年に関してはマネージャーがしっかりと動いてくれていて、もうすぐ来年に関するお知らせが出来るでしょう。実際のところヘレス戦以降は自分は売りに出ている状況ですからね。当然こんな結末は予想していませんでしたが、今は出来る事をしているだけです。」
「もちろんこうしたことが起きる前は、来年以降もスズキで走ることを考えていました。しかし、実際のところヘレス戦以降、自分達は売りに出ているわけです。ホンダもそうですが、マネージャーはあらゆる可能性を含めていろいろな話し合いを進めています。その中でベストと思える選択をすることになるでしょう。」
(Photo courtesy of suzuki-racing)