夏休みが明けてトプラック・ラズガットリオグルとアンドレア・ロカテッリはドニントン・パークで開催されるFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)第5戦に参加する。Pata Yamaha with Brixx WorldSBKにとってドニントンはまさにホームレースで、トラックとPata Yamaha with Brixx WorldSBKの本社はわずか3時間の距離だ。チームのホームレースということで、多くのパートナー、友人や家族、ファンがチームとライダーの応援にやってくる。

トプラック・ラズガットリオグルは前回のミサノで2022年シーズン初優勝を飾っており、ディフェンディングチャンピオンとしてドニントンでも優勝を狙っていく。昨年はドニントン2勝を達成し、昨年初めてチャンピオンシップスタンディングでトップに立っている。

今年はチャンピオンシップをリードするアルヴァロ・バウティスタとの差は大きいが、全レースで優勝を狙う目標は変わっていない。チームメイトのロカテッリは現在ランキング4位となり、ジョナサン・レイ、アルヴァロ・バウティスタなど上位陣との差を詰めていきたい。[adchord]

トプラック・ラズガットリオグル

「前回のミサノ戦ではマシンセッティングが大きく改善され、スーパーポールレースはとても楽しむことが出来ました。レースペースもとても速く、この調子でドニントンでも優勝争いができればと思います。ドニントンのトラックレイアウトは大好きで、ハードブレーキングと高速走行の流れが気持ちよく、去年、一昨年のレースも思い出に残っています。ミサノを良い形で終えていますから、金曜日の朝、再びR1に乗り込むのが楽しみです。」

アンドレア・ロカテッリ

「ドニントンの天候に期待したいですね。昨年は天候が不安定で、初めてR1での走行だということもあって簡単な週末ではありませんでした。土曜日のレース1ではターン2でクラッシュしてしまったんですが、金曜日は良いフィーリングで走行出来ていました。今は上位陣との差を詰めて良いポジションをキープしていきたいと思っています。チームにとっては特別なホームレースですから、100%の力でプッシュし、自分を信じて良い走りをしたいと思います。」

(Photo courtesy of Yamaha racing)