ジョアン・ミルはマレーシアGPの決勝レース中に腕上がりに苦しんだ。2023年はマルク・マルケスのチームメイトとしてレプソルホンダへの加入が決まる中、2022年のシーズン終了後に腕上がりの手術を行うことを検討している。[adchord]
腕上がり発生を予期していなかった
ジョアン・ミル
「走行中にコンパートメント症候群、つまり腕上がりの症状が出てしまったようです。例年セパンはかなりハードですから、多少は腕上がりを起こしても不思議ではありません。でも、今回は自分のブレーキプレッシャーを理解できておらず、走行中に右腕に力が入らなくなってしまったんです。」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、バイクも戦闘力があったのにで残念です。レース中はリアタイヤのグリップが落ちるのを感じましたが、そこまで大きなドロップではありませんでした。」
「レース序盤から中盤からかけてはポテンシャルを発揮出ていましたが、こればかりは仕方ありません。残念なのは発生を予期でなかったことです。首や背中なら文句を言いますが、腕は仕方ありません。」
「2度とこのようなことが発生するのは嫌なので、ドクターの診察を受けます。週末を終える理由がこのようなものであってはならないんです。理由はフロントレバーを僕の提案で変えたことかもしれません。」
「胃の調子が悪かったことも関係があるのかもしれませんが、ちょっとしたボタンのかけ違いで問題が大きくなってしまったのかもしれません。シーズン終了後に手術を受けるのも1つの手ですよね。」
「シーズン中はモトクロスやダートトラックに乗ることが多くて、バイクでトレーニングすることが出来ます。足首の怪我の後の数カ月は、バイクで練習することが出来ませんでした。これは問題だったと思いますね。」
(Photo courtesy of suzuki racing)