ポールポジションからのレースで3位と結果を出したホルヘ・マルティン。フロントのグリップには苦戦をしていた様子で、リンスを追いながら前に出ることは叶わなかった。来年は予選のスピードを決勝レースでの安定感につなげていきたいところだ。[adchord]

来年はペッコとチャンピオンシップ争いがしたい

ホルヘ・マルティン

「今シーズンは高いレベルでレースが出来たと思います。シーズン後半のシルバーストーンからは、ほとんど全てのレースで表彰台争いが出来ていました。しかし同時にミスから学ぶ必要がありますから、この経験を将来に活かしたいと思います。ペースはもっといいと思っていましたが、アレックスの後ろでフロントのグリップに苦戦していました。」

「今日は空気圧でもありませんし、他のライダー達もフロントグリップには苦戦していたようです。おそらくコンディションなのではと思いますがわかりません。」

「途中でアレックスとの差を詰めようと思っていましたが、タイヤも厳しく、後ろからは3台のプレッシャーがあり難しいレースでした。その中でなんとか表彰台を持って帰ろうと集中して走行していたんです。」

「自分のレベルは非常に高いところにあると思いますし、シーズン序盤から比較すると大きく進化していると思います。2023年もこのレベルを維持していきたいと思います。」

「ペッコのことは2015年からよく知っています。同じチームで2年間寝食を共にしてきましたからね。今年彼は7勝して素晴らしい活躍をしました。過去2年間Ducatiライダーにとってお手本となる選手ですから、常に彼の走りを見て改善し、ギャップを詰めようとしています。」

「本当に彼のチャンピオンシップ優勝は嬉しいです。来年はレベルを向上させたいと思っていますが、2024年のエンジンが楽しみです。来年は彼とチャンピオン争いがしたいですね。」

(Photo courtesy of michelin)