昨年のチャンピオンマシンであるGP22をさらに発展させたGP23の開発は順調のようだ。ライバルの中でも全体的なパッケージの完成が必要なホンダ、そして予選タイムの改善が必要なヤマハは、「まだ2日間もテストが出来る」ではなく、「あと2日しかトラックでのテストが出来ない」という状況だろう。フランチェスコ・バニャイア自身、2連続でのタイトル獲得に向けて準備は整ってきたようだ。[adchord]

まだ2日間もテスト時間が残っている

フランチェスコ・バニャイア

「テストの内容、行った作業に関して満足しています。ランチの後に新しいバイクにモディファイを加えたことで、昨年同様のレベルのバイクにすることが出来ました。これをゴールとしていたので、本当に嬉しいですね。さらに改善を加えて乗りやすくしていく必要がありますが、ポルトガルでまだ2日間もテストする時間があります。」

「ポルトガルでは再びエアロダイナミクスパッケージをテストすることが必要です。すでに好みはわかっていますが、異なるトラックでもどう感じるかを試す必要があります。GP23の開発は順調ですし、スプリントレースにもしっかり準備をする必要があります。最後の2日間は重要なテストになるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)