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WSBK開幕戦フィリップアイランド レース1優勝 アルヴァロ・バウティスタ「皆にとってイコールコンディションのレースだった」


Ducatiのアルヴァロ・バウティスタはドライコンディションで優勝候補だったが、雨となったレース1でジョナサン・レイに大差をつけて優勝した。直前の雨ということで、多くの選手にとって新しいコンディションであったことが、逆に良かったと語る。日曜日はコンディション次第となるが、とにかく集中してベストを尽くすだけとのこと。

ジョナサン・レイの前に出て走りたかった

アルヴァロ・バウティスタ

「開幕戦で優勝できて嬉しいです。今年このトラックでウェットコンディションというのは、テストと異なり皆にとって新しい環境でした。ウォームアップでは多くのライダーの後ろで水しぶきで何も見えず、これは序盤に良いスタートからリードして、視界をクリアにして走行しないとまずいと思っていました。この作戦がうまく行きましたが、ジョナサンが1周目にスピードがありました。自分の限界を探りつつ、ジョナサンとペースが似ていることがわかっていました。」

「ただ、彼の前に出ない限り視界の問題はクリアになりませんから、彼の前に出てレースをしようと思っていました。中盤からトラックが滑りやすくなっていて、多くのコーナーで氷の上を走っているようでした。何度も転倒しそうになりましたが、集中して最後まで走りきりました。差をつけて優勝できたので嬉しいです。良かったのはレース直前に雨が降ったことで、皆にとって全くイコールで新しいコンディションだったことですね。」

「とにかくベストを尽くすだけだと思っていました。明日は雨は降らないと思いますが、気温が重要です。路面50℃を超えるかもしれませんし、今日のように25℃程度かもしれません。いずれにしてもベストを尽くしていきます。優勝や表彰台を獲得するプレッシャーはありません。とにかくベストを尽くしていくだけです。

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