スプリントと異なり、ロングレースであればミディアムリアで良い走りが出来ると感じていたと振り返るヨハン・ザルコ。実際に最後は2位が見える位置にまで追いついたものの、イタリアGPが得意なフランチェスコ・バニャイア、チームメイトのホルヘ・マルティンには届かなかった。[adchord]
最後にアドバンテージを発揮出来た
ヨハン・ザルコ
「スプリントレースでも表彰台争いが出来ましたし、ロングレースでミディアムタイヤであれば、競争力をさらに発揮出来ると思っていました。練習走行ではミディアムリアで良い走りが出来ていましたから。3列目からのスタートはただ厳しくて、多くの選手とバトルをすることになりますから。」
「今日は後ろで走行しながら、ルカ・マリーニ、アレックス・マルケスのペースに驚いていました。彼らに仕掛けるにはレース中盤しかなくて、最後にアドバンテージを発揮していきました。リアソフトのホルヘは最後までほぼペースが落ちませんでしたね。自分はリアがスピンしてしまっていましたが、彼になんとか追いつこうと走ったことで後続に隙を与えなかったと思います。」
「ザクセンリンクは昨年2位を獲得しています。ただザクセンリンクは優勝候補はマルク・マルケスで間違いないでしょう。復帰後はどのトラックでも速く、ミスをしても常に上位にいます。彼が得意なザクセンリンクならさらに強い走りをすることでしょう。彼とバトルをして表彰台に上がるペースを発揮したいですね。チームと共に見つけている好調な状況を維持したいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)