マルコ・ベッツェッキはインドの初日を4位で終えたが、表情は暗い。新しいサーキットでの限界点を早めに見つけることが出来たこと、マルコ・ベッツェッキの後ろで走行が出来たことが好タイムのからくりだと話し、ホンダのバイク自体は何も変わっていないため、土曜日以降苦戦し、通常の位置での走行になる可能性が高いと語る。

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トップ10が獲得出来たら十分

マルク・マルケス

「サーキットの状態は非常にいいですね。1ヶ月前の写真の状況からは心配していましたが、ドルナ、このトラックの改修に関わってきた人達に感謝を述べたいと思います。今日は非常に良い1日だったと思います。午前から良い走行が出来ていましたし、早めにこのサーキットの限界点を見極めることが出来たと思います。ただ午後は少し苦戦をしていましたし、土曜日以降は今日よりも更に苦戦するだろうと思っています。」

「ホンダライダーがトップ10にいる状況ですが、実際のところバイクはまるで変わっていませんから、バイクが変わったわけではなくて、新しいサーキットだからこうした結果が出ているだけです。ジョアン・ミルは非常に才能あるライダーですから、新しいトラックでもすぐにスピードを発揮出来ているということでしょう。」

「ただ、このトラックでは多くのイエローフラッグがあり、キャンセルされたラップが多いですから、これがホンダの本来の位置だとは思っていません。今回ジョアン・ミルも自分も、マルコ・ベッツェッキのちょうど後ろで走行することが出来たことがラッキーでした。」

「しかし、その後に多くのライダーが更に高速タイムを記録していったわけです。今回の結果に関してはラッキーだったとしか言えないと思いますね。明日は現実的な結果になると思っていて、予選3列目であれば悪くないでしょうし、レースでもトップ10が獲得出来たら十分な結果でしょうね。」

(Photo courtesy of michelin)