他のDucatiライダーが使用するミディアムフロントではなく、ハードフロントでレースに挑んだフランチェスコ・バニャイア。転倒の直前までは好調なフィーリングで走行していたというが、ブレーキングでフロントを失った。ブレーキング中にフロントからの転倒が目立つフランチェスコ・バニャイアだが、日本に向けてブレーキングのソリューションを見つけたいと語る。
日本ではしっかりとブレーキングの解決策を見つけたい
フランチェスコ・バニャイア
「何よりもまずチームに謝罪をしたいと思います。明らかに自分の招いたミスですが、今日のように限界での走行時にこうしたミスは避けようがありません。今日は他のDucatiライダーが使用していたミディアムフロントではなく、ハードタイヤを使用しましたが、これはミディアムタイヤに良いフィーリングが得られなかったためです。」
「通常はDucatiライダーの使用するタイヤは同じなので妙なことではあります。今週末に関してはミディアムが機能しておらず、フロントタイヤのロックが多発していました。こうした理由から今週末はフロントハードを使用して、転倒の瞬間までは好調だったんです。」
「転倒の直前にホルヘを抜いたんですが、直後にフロントから転倒しました。厳しい状況にも関わらず2位で完走出来るところでした。今日のベッツを止められる選手はいませんでしたね。日本ではしっかり解決策を見つけてリーダーに戻り優勝したいと思います。ポイントは重要ですが、もっと重要なことはブレーキングにおけるソリューションを見つけることです。」
（Photo courtesy of Ducati）