自分のフィーリングが良い時は、大体トップ走行が出来ていると自信を覗かせるマーべリック・ビニャーレス。前にライバルがいる状況で埋もれてしまうと苦戦するのはヤマハ時代からの課題となるが、Ducatiが戦力を発揮する中で、予選で結果を出してフロントからスタート出来れば、優勝争いが出来る可能性はある。

改善の優先度が高いのはクラッチ

マーべリック・ビニャーレス

「ラップタイムは最高に良かったですね。しかし更に素晴らしい走行が出来るような気がしています。まだ金曜日ではありますしね。今のところ落ち着いて作業が出来ていてバイクを思うように操作出来ています。」

「明日はしっかりと集中していきたいと思っていますし、自分たちがうまく出来ていることを、しっかりと明日の走行でも繰り返していきたいと思います。」

「テスト用に多くのパーツを持ち込んでおり、改善を期待している部分のフィーリングを改善していこうと思っています。その中で最も優先度が高いのはクラッチです。何かが違うようなんですが、火曜日に試すのが楽しみです。」

「来年はバイクを更に理解しているわけですから、さらに良い走りが出来るでしょう。あと少しの馬力、そしてエアロダイナミクスが向上すればというところでしょう。自分がアプリリアに加入してからバイクはどんどん改善していますからね。」

「自分にとってフィーリング良く走行が出来ている時は、だいたいフロントで走行出来ています。集団に埋もれて走行することに慣れていないので、集団の中にいると妙な感覚なんです。」

「自分のペースで走行して前が空いていれば、リードすることが出来ると思っています。ただライバル達も早く、ファビオ・ディ・ジャンアントニオはユーズドタイヤで素晴らしいタイムですし、しっかりと状況を理解して行く必要があります。」

「何よりもターン1、ターン2を1位で通過していきたいと思っています。前がクリアになっている状況で自分の力をしっかり発揮していきたいと思っています。」

(Photo courtesy of michelin)