バレンシア最終戦を転倒で体を痛めたことで欠場したジョアン・ミル。テストにはなんとか参加し、2024年型のホンダRC213Vの進化を確認した。タイムアタックはしていなかったようだが、タイムは1:30.051でトップのマーべリック・ビニャーレスから0.798秒落ちとなった。マルク・マルケスの元クルーチーフのサンティ・エルナンデスとの作業にも満足しているようだ。なお、2024年型は写真で見る限り、よりずんぐりと大きくなったように感じる。

2024年型の感触は良かった

ジョアン・ミル

「週末は転倒で首を痛めてバイクに乗れずにいました。正直今日のテストに参加出来るかわからなかったんですが、首が動くようになってきたのでテストに参加を決めました。明日はおそらくベッドで1日過ごすことになりそうですが、テストが出来て嬉しかったですね。」

「2024年型のホンダは正直良かったですね。初めてバイクのパッケージの進化を感じましたね。タイムアタックをする時間はありませんでしたが、新しいパッケージを色々とテストしました。」

「こういった形での走行でしたけど、それでもペースは悪くなかったんですよね。自信を感じて走行することも出来ましたし、良い1日だったと思いますよ。ホンダと共にペッケージを改善してセパンに挑みたいですね。」

「そして今回はサンティと作業が出来て本当に嬉しいです。彼は作業のメソッドが異なっていますが、それも含めて楽しんでいます。」

「マルクのパフォーマンスは素晴らしかったですね。彼は特に何かをテストする必要なく、ただバイクに慣れていくことが出来ていますから、すぐさまスピードを発揮していましたね。来年は間違いなくタイトル争い候補でしょう。」

(Photo courtesy of michelin)