BMWモトラッドは経験豊富な2名のライダーを迎えて、2024年シーズンに挑もうとしている。今回BMWに加わるのは41歳のシルヴァン・ギュントーリと33歳のブラッドリー・スミスだ。

41歳のギュントーリは2度の世界チャンピオンで、2014年にFIMスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)、2021年にはFIM耐久世界選手権(FIM EWC)で優勝しているまた、彼はMotoGPでもTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)の開発ライダーとして数年間活躍したことで知られている。

2024年からはBMWモトラッドモータースポーツのテストチームでの仕事に加え、ギュントーリはBMWモトラッド・ワールドエンデュランスチームのライダーとして世界耐久選手権(EWC)に参加する予定だ。

33歳のスミスは、主にMotoGPでの活躍で知られている。スミスは世界選手権の125ccクラスで長い国際キャリアをスタートさせた。Moto2クラスで2年間を過ごした後、2013年にMotoGPに昇格し、2020年まで活動を続けた。さらに、スミスは2015年に鈴鹿8時間耐久レースで優勝しており、現在はテストライダーとしてBMWモトラッドモータースポーツファミリーに加わっている。

BMWモトラッドモータースポーツディレクター マーク・ボンガース

「クリスのリーダーシップの下、WorldSBKとFIM EWCでの私たちのファクトリーに、こんなに強力なラインナップを組み立てられたことを誇りに思う。これはまた、BMWモトラッドがモータースポーツに対して強いコミットメントを持っていることの明確な示唆でもあります。テストチームによる重要なインプットはすでに過去数ヶ月で約束を示しており、この構造が成功に貢献すると確信しています。」

シルヴァン・ギュントーリ

「BMWモトラッドモータースポーツのWorldSBKファクトリープロジェクトのテストライダーとして参加することを非常に嬉しく思います。プロジェクトは非常にエキサイティングで、私の経験を活かしていくのが楽しみです。BMW M 1000 RRでのスタートが待ち遠しいです。」

ブラッドリー・スミス

「BMWモトラッドにテストチームに加わるよう依頼されたことは、大きな栄誉です。4人のWorldSBKファクトリーライダーがチャンピオンシップで最高の選手たちと戦うために必要なものを提供するために、最善を尽くします。」

(Photo courtesy of BMW)