セパンで、テストチーム、そしてルーキーライダーによるシェイクダウンテストが開始された。テストでトップタイムを記録したのは、レッドブルKTMファクトリーレーシングのテストライダー、ダニ・ペドロサで、タイムは1分59秒233だった。ルーキーのペドロ・アコスタがレッドブルGASGASテック3マシンで印象的な走りを見せ、ダニ・ペドロサとの差はわずか0.152秒差で続いた。
初日には合計7人のライダーがトラックに出てテストを行った。スペイン人ライダーのポル・エスパルガロは、GASGASからレッドブルKTMファクトリーレーシングへと活躍の場を移し、テストライダーとして新たな役割を開始した。
その他にはステファン・ブラドル(HRCテストチーム)、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・レノボ・チーム)、カル・クラッチロー(ヤマハ・ファクトリー・レーシング)、アプリリア・レーシングのロレンツォ・サバドーリらがテストに参加していた。
シェイクダウン・テスト2日目と最終日には、新しいコンセッションルールに基づき、ヤマハとホンダのフルタイムMotoGPライダー達がトラックに登場する。つまり、ヤマハからはファビオ・クアルタラロ、アレックス・リンス、ホンダからはジョアン・ミル、ルカ・マリーニ、LCRからはヨハン・ザルコと中上 貴晶が金曜日と土曜日に走行を行う。
初日にテストを行った全メーカーが新型エアロをテストしており、新しい形状のリアテールユニットのテストが見られた。アコスタはGASGASで新しいマッドガードのテスト、スチール、カーボンのシャーシを試すなどしている。
なお、シェイクダウンテストの後には公式テストが2月6日よりスタートする。