トプラック・ラズガットリオグルは初のBMWでの表彰台

フィリップアイランド戦 スーパーポールレースでアレックス・ロウズが優勝を果たした。アレックス・ロウズのWSBKでの優勝はこれで3勝目となり、4年前にフィリップアイランド・サーキットのレース2で勝利して以来、初めての勝利を手にした。

2位はヤマハのアンドレア・ロカテッリとなり、トプラック・ラズガットリオグルがBMWで初めての表彰台、第3位を獲得した。

レースは序盤からアンドレア・イアンノーネがリード、一時アレックス・ロウズにリードを譲ったものの、すぐにアレックス・ロウズを追い越してトップに返り咲いたが、6周目にメカニカルトラブルによって後退、最終的に14位でレースを終えた。

トプラック・ラズガットリオグルの表彰台は、彼にとって116回目で、これにより彼は芳賀紀行と並んで、WSBKにおける表彰台獲得回数は歴代3位となった。アルヴァロ・バウティスタは土曜日の困難を乗り越えて4位となり、表彰台をわずかに逃した。

レース1の勝者でありチームメイトのニコロ・ブレガは、スタートで出遅れ、土曜日のレースで回復したような展開にはならなかった。レミー・ガードナーは6位だったものの、レースの中盤で表彰台争いに加わった。エガーターも4位からスタートしたものの、序盤で順位を落として7位完走。

サム・ロウズは初めてのティソ・スーパーポールレースで8位を確保。9位はマイケル・ルーベン・リナルディとなり、ジョナサン・レイは10位となった。カワサキを離れたジョナサン・レイにとって、今年のカワサキのスピードがここまで回復しているのは若干の予想外かもしれない。