カワサキにとっては厳しいアッセンの日曜日となる
アッセンでのWorldSBK週末の最終日、アレックス・ロウズ(カワサキレーシングチーム)は表彰台フィニッシュを果たしたが、レース2では記録を残せなかった、アクセル・バッサーニはスプリントで13位に入り、レース2でコースアウトし、18位で完走している。
10周のティソ・スーパーポールレースでは、アレックスが非常に寒い条件下で行われたドライレースで3位を獲得し。5番グリッドからスタートしたアレックス・ロウズは、レースを通じて表彰台を争い、終盤にジョナサン・レイ、レミー・ガードナーを抜いて3位を獲得している。アレックスにとってこれは今年3度目の表彰台となる。
アレックス・ロウズはレース2の10周目にジョナサン・レイをブレーキングで抜こうとして転倒、ジョナサン・レイも転倒に巻き込まれた。アレックス・ロウズにとってはシーズン初のノーポイントとなり、そのままレースを終えた。
アレックス・ロウズ(SPPR:3位/レース2:DNF)
「スーパーポールレースでのマネージメントに満足しており、表彰台を獲得できて嬉しいです。最終シケインを出た時、レミー・ガードナーがどれだけ守りに入るか考えていました。彼が左に切り返したとき、オーバーテイクをしかけようと思ったんです。」
「レース2では、3、4周後、自分がかなり速いことに気づき、前へと進んでいきました。ジョナサン・レイは良いスタートを切りましたが、最終コーナーからの加速では彼に比べて自分のバイクは非常に良い伸びを見せたので、ターン1でブレーキングでプッシュしました。」
「コーナーを立ち上がる際に彼に再び抜かれないように、バイクを止めようとしていました。ただ、フロントを失ってしまい転倒しましたが、ブレーキをかけながら彼を抜こうとしていたため、彼にはどこにも行く場所がありませんでした。」
「転倒後はジョナサンと彼のチームに謝りに行きました。バイクを限界まで駆使し、良い成績を出していたので、転倒はその点でも残念です。最後のレースでポイントを取りたかったですが、全体としてアッセンの週末はかなり良かったですね。」
アクセル・バッサーニ(SPPR:13位/レース2:18位)
「天候が絶えず変わり、ウェットとドライの間で揺れ動くため、難しい週末でした。カワサキでここに初めて来たため、すべてを理解するのは容易ではありませんでした。日曜日のレース2では、バイクの感触が少し良くなり、新しいことを試したことでバイクのポジションが大幅に改善されました。」
「しかし、プッシュしようとしたときにミスを犯し、完全にトラックを外れてしまい、最後尾から再スタートしました。レースを完走し、次のレースのためにいくつかの情報とデータを得ることを目指していました。ポジティブな姿勢を保ち、良い方向を見つけるために努力を続けます。」
(Photo courtesy of KRT)