マルケス、レース中の接触と転倒について語る
マルク・マルケスは決勝レースを完走できず、接触の原因はフランチェスコ・バニャイア側にあると語った。この種のレーシングインシデントは避けられないとしつつも、スピードに勝る選手が苦戦している選手を追い抜くことは時間の問題でもあったと語る。
マルク・マルケス(決勝レース:DNF)
「限界での状況だったと思いますしこういったミスは起こります。ただペッコの側でこうしたミスがあるとは思いませんでした。結果的に自分達が争っていたのは5位でしたから、結局どちらが前でも2ポイントしか違わないわけです。ただ最終的には2人ともグラベルに転がっていたわけです。」
「チャンピオンシップにおいては大きな痛手です。今日のレースで自分は前半に苦戦、彼は後半に苦戦していました。それで彼に追いついていました。苦戦している時はいずれにせよ3周、4周でライバルに抜かれてしまうものです。そういう時はそれを受け入れなければいけません。」
「オーバーテイクされた後、彼はあまりにも楽観的にイン側に戻ってきたと思いますね。それで2人がグラベルに転がってしまったわけです。」
「もちろん、接触〜転倒から1時間後に2人共に納得出来る結論には至りません。いずれにしても彼との関係性は悪くありませんし、彼もどちらがミスをしたかはわかっているでしょう。いずれにしてもこういったアクシデントはレースにはつきものです。」
「重要なのは今日のレースで自分に競争力があったことです。予想外だったのは、フロントに自信が思ったほど得られなかったことですね。」
(Photo courtesy of Gresini)