カタルーニャGPと2024年シーズン第6戦に向けて、ジョアン・ミルとルカ・マリーニは決意を持って準備を進めている。全長4.66キロメートルのこのトラックは、MotoGP世界選手権カレンダーの中で何度もレイアウトが変更されており、2024年の大会では最終シケインが再び撤去された。なお、レプソル・ホンダ・チームがカタルーニャGPで最後に勝利を収めたのは2019年だ。
ライバルとの差を少しでも縮めたいHRC
ヘレスとル・マンの週末を通じて大きな進展を遂げたジョアン・ミルは、ホンダのトップ争いに一貫して挑戦している。昨年のバルセロナでは19位でフィニッシュで、プレミアクラスでの同トラックでのトップ5外はこれが2度目となった。フランスGPでのダブルDNFの後、ポイント圏内への復帰が目下の課題となる。
ルカ・マリーニは、今年の開幕戦から着実にデータを収集し、一貫したレース結果を積み重ねている。チームメイトのミルと同様に、土曜日の予選での良いグリッドポジションがポイント争いをするための鍵となる。
ジョアン・ミル
「ホームファンの前に戻ることに興奮しています。ライダーにとっては忙しい週末ですが、何があっても楽しめます。フランスでの最終結果は望んでいたものではありませんが、ここ2レースでは週末を通じて良い進歩を遂げることができました。同様の進歩を維持し、パッケージから最大限を引き出し改善を続けたいと思っています。」
ルカ・マリーニ
「前回のレース以来、常に改善を目指して多くの作業を行っています。今週末も同じく、見つけたものを活用し、できるだけ多くの情報を収集することに集中しています。どうなるか、週末の進展を見守りたいです。今週末はチームメイトにもっと近づきたいですね。」
(Photo courtesy of HRC)