ヤマハとプリマ・プラマック・レーシングは、新たな複数年にわたるパートナーシップを発表した。2025年からプリマ・プラマック・レーシングは、MotoGPグリッド上で、ヤマハの「セカンドファクトリーチーム」となる。

この複数年プログラムでは、ヤマハがプリマ・プラマック・レーシングにファクトリースペックのYZR-M1バイクを提供する。ライダーはヤマハと直接契約し、MotoGPエンジニアスタッフもヤマハから提供され、プラマックチームのスタッフと協力する。なお、2025年のプリマ・プラマック・レーシングのライダーラインアップは後日発表される予定だ。

Pramacにはファクトリーバイクを提供する

リン・ジャービス

「現在、ヤマハはトラック上でも舞台裏でも多忙な時期を迎えています。ヤマハ発動機株式会社(YMC)とヤマハモーターレーシング(YMR)は、バイク開発に全力を注いでいることを公言していますが、いよいよこれからは次のフェーズとなる第二のヤマハチームの登場となります。新しいパートナーシップは、過去に使用していた形式とは異なります。サテライトチームではなく、この新しい合意により、ヤマハはプラマック・レーシングに信頼を置き、モンスターエナジーヤマハMotoGPチームと同じ仕様のファクトリーバイクを提供します。」

「目標は、バイク開発を加速させることです。これはヤマハ発動機株式会社とヤマハモーターレーシングの最重要課題であり、2つのトップクラスのチームでMotoGPチャンピオンシップに4人の競争力のあるライダーを持つことです。」

「さらに、MotoGPプログラムに加えて、将来のMoto2プロジェクトも計画しています。これは将来のMotoGPライダーを育成するプラットフォームを提供することを目的としています。このプログラムの詳細はまだこれからですが、今後数ヶ月で開発される予定です。」

「最後に、ヤマハへの信頼と信頼を寄せていただいたPramac CEOパオロ・カンピノーティ氏とプリマ・プラマック・レーシングのチームマネージャー、ジーノ・ボルソイに感謝の意を表します。彼らのチームに対して最大の敬意を払い、この新しいパートナーシップを長年にわたって非常に成功させるために全力を尽くすことを約束します。」