オランダGPの前にDucatiファクトリー加入を決めたマルク・マルケス。1年前の状況としてはホンダでの成績低迷にメンタル面でも打ちひしがれ、引退を決断するところだったと語った。移籍したDucatiではすぐに結果を示し、Ducati移籍からわずか7戦にしてファクトリーシートを獲得したことになる。
1年前は引退を決断しようと思っていた
マルク・マルケス
「Ducatiが自分を選んでくれたことは本当に嬉しいです。1年前にオランダでは引退を決断しようかと思っていたくらいです。しかし夏休みにエネルギーを充電し、体を回復させ、別の方向を選ぶことにしたんです。ホンダも自分の移籍について理解を示してくれました。」
「Gresiniではすぐにバイクに自信を感じることができました。そしてチームの環境も自分が再びライダーとして自信を感じるために最適な環境でした。そしてベストを尽くす中でDucatiファクトリーチームの候補となり、100%を尽くしていく中で、ムジェロの決勝レースの後に、Ducatiからファクトリーライダー内定の連絡をもらったんです。まだシーズンは続いていきますから、Gresiniで全力を尽くします。」
(Photo courtesy of michelin)