2位イアンノーネ、3位マルケス

フランチェスコ・バニャイアが第3回レノボ・レース・オブ・チャンピオンズで圧倒的な勝利を収めた。ワールド・ドゥカティ・ウィーク中に行われたこの注目のレースでは、15人のドゥカティライダーが新型パニガーレV4 Sに乗ってミサノ・ワールド・サーキット「マルコ・シモンチェリ」で競いあった。

イベント初日に行われた予選でフロントローを獲得したバニャイアは、2番手からスタートし、レース開始直後にリードを奪ってチェッカーフラッグまでその座を守り続けた。バニャイアは、1:35.431の最速ラップを記録し、10周のレース全体で安定したペースを維持し、2位以下の選手に対して1秒以上の差をつけてフィニッシュラインを迎えた。

スーパーバイクライダーのアンドレア・イアンノーネ(チーム・ゴー・イレブン)は、1:35.051のタイムでポールポジションを獲得したが、スタートを失敗。レース中は終始高速なニコロ・ブレガを抑えて2位でフィニッシュとなった。アルバ.itレーシング – ドゥカティのライダーであるブレガは最終コーナーでマルク・マルケス(グレシーニ・レーシング・MotoGP)との接触で転倒。マルク・マルケスは初参戦となったレノボ・レース・オブ・チャンピオンズでも話題となり、表彰台を獲得している。

Ducati CEO クラウディオ・ドメニカーリ

「レノボ・レース・オブ・チャンピオンズは全てのモータースポーツファンにとって素晴らしいスペクタクルです。個人的にはレースを楽しみ、ミサノ・サーキットの観客席に広がるワールド・ドゥカティ・ウィークの赤い群衆を見ることができて大変感動しました。再び世界にその驚異的な才能を示してくれたペッコ、おめでとう。そして、表彰台に上がったアンドレアとマルクもおめでとう。クラッシュ後の医療チェックが優先されましたが、セレモニーの瞬間にニコロも表彰台に立ってほしかったです。レノボ・レース・オブ・チャンピオンズとWDW2024は、新型パニガーレV4の価値を示す完璧な舞台であり、2022年のレースと比較して性能が向上したことに誇りを感じます。」

フランチェスコ・バニャイア

「まず最初に、多くの人々が観客席にいるのを見るのは本当に素晴らしかったです。レース中にヘルメットをかぶっていたにもかかわらず、応援の声が聞こえるほどでした。レースは素晴らしく、とても楽しみました。ギャップがどれくらいあるのか分からなかったので、とにかく全力で走りましたし、とても楽しかったです。ミサノで新しいパニガーレV4を試せてとても嬉しいですし、これからのトレーニングが楽しみです。」

(Photo courtesy of Ducati)